社員インタビュー

Interview

【後編】グスク初の産休育休を取得!新たなステージを見据えた未来とは?

マネージャー / 2022年
横川 紗里奈

グスクで働く社員のみなさんに仕事の内容ややりがい、そしてライフスタイルをインタビュー! 第2回目は、第二新卒で入社し、営業としてグスクを支えている横川 紗里奈さん。インタビュー記事の後編となる今回は横川さんの最近のお仕事やこれからチャレンジしたいことについてはなしを聞きました。

6棟の物件に込めた想い。チームの成長を見守りながら、次なる挑戦へ 築き上げた信頼を礎に、新たなステージへ

――前回は横川さんのご入社のきっかけや営業のお仕事についておはなしをお聞きしました。後編では最近の横川さんのお仕事について聞かせてください!今後は産休や育休を控えていますが、ここから先はどんな仕事をしていくのでしょうか?

横川 これから産休・育休を取得しますが、その後は内勤業務を中心に担当する予定です。具体的には、宿泊者のレビューへの返信、案内やチェックインに関するメッセージ送信、電話対応などです。

営業の仕事は長期的なスパンで進んでいきます。新規物件の営業活動開始から獲得までに約1年、その後許認可申請に1~2ヶ月、さらにその後に部屋作りが始まります。そのため、営業での物件獲得がなければ、その後の一連の業務は発生しません。

現在は大城さんの方針で内部体制の強化に注力している時期なので、2024年度は新規物件の獲得を一時的にストップしています。既存物件の拡大については、チームの仲間たちがしっかりと対応できる体制が整っているので、安心して休暇を取ることができます。

――横川さんが産休・育休中に内部の体制がぐっと固まって、育休が開けたらそこから営業を再開するという感じなんですね?
横川 育休明けには「さあ、やるぞ!」という意気込みでいっぱいです!

チームの喜びにつながる物件との出会いが育む絆


――横川さんがこれまでに獲得してきた物件のエピソードを教えてください。
横川 入社してから6棟の物件を増やすことができ、それぞれの物件に特別な愛着があります。物件を選ぶ際は、自分が泊まりたいと感じられることはもちろん、清掃チームが働きやすい環境であることも大切にしています。清掃チームからも「綺麗な物件で作業がしやすい」と言ってもらえると、本当に嬉しいです。

また、1棟あたりの管理可能な部屋数も重要な要素として意識しています。1棟に複数の部屋がある方が清掃チームも効率よく作業ができ、働きやすさにもつながります。それぞれの物件が持つ可能性を最大限に活かせるよう、細やかな配慮を心がけています。


――現在グスクの管理している物件にはいろいろなタイプの建物がありますよね。オーナーさんとのやりとりで印象的なことはありますか?

横川 モダン2棟、いそのビル、グランデエス、ロイズ、SO SUMIYOSHIなど、それぞれの物件でオーナーさんとの出会いまでの道のりは決して簡単ではありませんでした。特にSO SUMIYOSHIはオーナーチェンジに伴う引き継ぎなど、初めてことで独自の課題もありました。大変なこともありますが素敵な物件との出会いがあると、どんな苦労も報われますね。

オーナーさんは本当にそれぞれ個性があって、お会いするたびに新しい学びがあります。不動産オーナーの方々は皆さん素晴らしい方ばかりで、私が担当してからはトラブルなく順調に進められています。

これは大城さんが営業に同行してくださる際の適切なサポートのおかげも大きいと感じています。だからこそ、次のステップとして、自分一人でも提案から物件獲得までできるように成長していきたいですね。

物件獲得から部屋作りまで。一つひとつの喜びが導く、確かな成長 1つの物件に詰まった、たくさんの感動とやりがい

――ご入社されてから多岐に渡ってさまざまな業務に取り組まれていますが、どんなときに達成感ややりがいを感じますか?
横川 物件獲得から運営開始まで、それぞれの場面でやりがいを感じる瞬間があります。まず部屋の契約が決まったときの達成感、そして部屋の内装が完成して写真撮影が終わり、データが上がってきたときの喜び。さらに初めての予約が入ったときのワクワク感、そして最初のお客様からレビューをいただいたときの感動。一つの物件でこれだけの喜びの瞬間に立ち会えることが、この仕事の大きな魅力です。

――嬉しいポイントが要所要所にあるっていいですね!最近だとどんなことが嬉しかったですか?
横川 モダンの比恵が新しくオープンして、初めて予約が入ったときは本当に嬉しかったです。特に、想定していた価格帯で予約をいただけたことは、物件の価値が認められた証だと感じています。

また最近は、民泊運営に興味を持つオーナーさんから直接問い合わせをいただくことも増えてきました。これまでの営業活動や運営実績が少しずつ実を結び始めているのを実感できる瞬間ですね。

そして内勤をするようになったことで、改めて社内には素敵なメンバーが多いなと思いました。これまでは同じ職場で働いていても、業務上で直接関わる機会が限られていた方々もいましたが、内勤業務に携わるようになって、より多くの方々と協働する機会が増えたのは嬉しいことのひとつですね。その中で、改めて職場の雰囲気の良さと働きやすさを実感しています。

失敗も糧に!"やってみたい"が広げる可能性。

――これまでの仕事のなかでの失敗談なんかもお聞きできると嬉しいのですが、印象に残っているエピソードはありますか?
横川 これまでの業務では、発注の漏れやミスなど、たくさんの失敗を経験してきました。その度に周りの方々が助けてくださり、本当に感謝しています。

特にホテル業務の初期は、お客様の荷物を間違えて夜間対応が必要になったり、清掃漏れが見つかって大城さんご夫妻に急遽清掃に入っていただいたりといろいろなことがありました。当時は3人体制でホテルの清掃や現地対応を行っていたこともあり、バースデープランのケーキの預かり忘れなど、確認不足による様々なミスも。お客様に対して本当に申し訳なかったなと思うことばかりです。

でもこうしたミスの経験から、確認作業の重要性を痛感し、一つひとつの業務により慎重に向き合うようになりました。周りの方々のサポートに支えられ、失敗を糧に成長できる環境に感謝しています。



――自分自身の成長を感じるときはどんなときですか?
横川 この半年間で、自分の成長を実感できることが本当に増えました。これは、「やってみたい!」という気持ちを大切にしてチャレンジの機会を与えてくださる環境があってこそだと思います。

特に、半年前から携わり始めた部屋作りは、大きな成長を実感できる業務の一つです。最初は先輩について学ぶところから始まりましたが、今では一連の作業を自分で完結できるようになりました。こうして少しずつできることが増えていく実感が、新たなチャレンジへの意欲につながっています。

子どもの頃からの憧れがカタチに。部屋作りに込めた思いとは? 物件の個性を活かした、温かみのある空間デザイン

――お部屋づくりについてもぜひ詳しくお聞きしたいです!
横川 特に思い入れが強いのは、モダンの駅前と比恵の物件です。私は部屋作りの際、床や壁の素材感から全体のコンセプトを組み立てていくことを大切にしています。

例えば駅前の物件は、大理石調の床に合わせてナチュラルなテイストでまとめました。インテリアの選定では、私個人の好みよりも、想定される宿泊者の好みを優先しています。最近のトレンドも意識して、韓流ファンが好みそうな抽象的な柄のアイテムや、オリーブの木、シックな食器などをセレクト。ロフトスペースには、今どきの雰囲気を演出するクッションを取り入れました。

それぞれの部屋やプランに合わせて異なるテーマやコンセプトを設定することで、宿泊者により楽しんでいただける空間づくりを心がけています。

――やりたかったことだったとはいえ、いきなり任されるととても難しいと思うんですが、部屋に合わせたプランやコンセプトを考えられてすごいなと思いました。もともとインテリアがお好きなんですか?

横川 インテリアへの興味は生活の一部になっていて、週末はインテリアショップを巡るのが楽しみなんです。この好みは子どもの頃からのもので、親の影響もあってか、何か買う予定がなくてもインテリアショップを見て回ることが日常的でした。
この経験が、今の仕事での部屋作りにも活きていると感じます。長年培ってきた空間づくりへの感性が、様々なコンセプトやイメージを膨らませることにつながっているのだと思います。

――好きなことを仕事にできるとより頑張れますね。どんなときにグスクで働いてよかったなと思いますか?
横川 営業も部屋作りも、自分のやりたい仕事に挑戦させてもらえる環境があります。もちろん数字面など、まだまだ強化すべき部分はありますが、「こんなことに挑戦したい!」という思いを直接社長に伝えれば、その機会を与えてもらえる。そんな環境で働けることを本当に嬉しく思います。

会社も大きく変化してきていて、特に社員一人ひとりが自発的に意見を発信できる雰囲気が育ってきました。メイトさん(アルバイト)の増加に伴い、教える立場や、チームを取りまとめる立場になったメンバーも増えています。そうした変化の中で、みんながより主体的に仕事に取り組めるようになってきたと感じています。

――特にどういうときにそうした会社の変化を感じますか?
横川 チャンドさんやタムさんは、周囲への気配りがより一層際立つようになりました。自分から気づいて行動を起こす場面が増え、その成長ぶりには本当に感心させられます。いまにさんも、リーダーとしての存在感を発揮されていて、チーム全体の雰囲気づくりに大きく貢献してくれています。仲間たちの成長を間近で見られることは、私にとっても大きな刺激になっています。

今を大切に、後悔なく。仕事と家族の幸せを紡ぐ新しいストーリー 変わりゆく日々に寄り添って。仕事への愛着と家族への想いを胸に

――横川さんは会社初の産休育休取得者となりますね。これから1年は育休期間になると思いますが、復帰後はどのように働いていきたいですか?

横川 2025年12月の復帰予定ですが、仕事が本当に好きなので、可能であれば少しずつ早めに復帰できたらと考えています。会社が移転したことで、子どもを連れての出社もしやすくなりました。

会社初の産休育休取得者ですが、出産や子育てについてはまだ実感が湧かない部分もあります。仕事を大切にしながらも、子どもが寂しい思いをしないバランスを取っていきたいと考えています。



――お子さんが生まれると横川さんのライフスタイルも変わっていくとおもいますが、今後どんな未来にしていきたいですか?
横川 これまであまり遠い未来を考えることはなかったのですが、「いつか」ではなく「今」を大切に、後悔のないように生きていきたいと思っています。

子どもを授かり、新しい命への責任を強く感じています。この子に辛い思いをさせたくない。そして、一緒に人生を歩む夫の幸せも大切にしていきたい。家族という新しい形での人生を大事にしたいですね。

産後は早めの復帰を考えていますが、まずは目の前にある出産を無事に乗り越え、元気な赤ちゃんに会えることを願っています。生まれてみないとわからないことばかりですが、一つひとつ大切に向き合っていきたいと思います。

バランスの取れた成長戦略を目指す。不動産への情熱で広がる、新しい可能性


――中長期的な視点でグスクを見たときに、3年後どのような会社になっているといいなと思いますか?
横川 将来のグスクについては、現在は海外からのお客様が中心で好調な業績を維持していますが、単純な規模拡大だけでなく、新たな事業の柱を築くことが重要だと感じています。

福岡市内でホテルが増加している状況も踏まえると、現在の事業と相性の良い新規事業を見出すことが、持続的な成長につながるのではないでしょうか。人員を増やすことにもリスクがありますので、バランスの取れた成長戦略が必要だと考えています。


――横川さんだったらどんな柱を考えますか?
横川 私の描く将来像は、買取再販事業の展開です。古い物件を購入し、リノベーションを施して新たな価値を創造する。建物や内装、インテリアへの強い関心を活かして、一度スケルトン状態まで戻し、新しい魅力を吹き込むような改修に挑戦したいと考えています。特に、新築物件の家賃高騰が続く中、手頃な価格で快適な住まいを提供できる事業を実現させたいですね。

そのために必要なスキルとして、まず宅建資格の取得を目指しています。不動産のプロフェッショナルとして、売買の知識も身につけていきたいんです。また、現在は借上物件が中心ですが、将来的には所有物件も増やしていければと思います。

違いを活かし合える場所で、一人ひとりの個性が輝く職場へ 一人ひとりの想いを大切に。みんなで創る、グスクの未来図

――今後どんな人にグスクの一員になってもらいたいですか?
横川 私たちが一緒に働きたいのは、新しいことへの挑戦を楽しめる方、何かを創り上げることに情熱を持てる方です。同時に、多様な価値観を受け入れられる懐の深さも大切だと考えています。

人物面で特に重要視しているのは、他者への共感力です。現在のグスクがうまく機能しているのは、大城さんやいまにさんのような、相手の気持ちに寄り添える存在がいるからです。誰かが調子を崩したとき、その人のバックグラウンドまで考え、理解しようとする姿勢を持っている。そういった思いやりの心を持った方を求めています。

あとは単に自分の生活を大切にするだけでなく、会社と共に成長したいという意欲を持った、前向きな方との出会いを期待しています。違いを認め合い、共に前を向いて歩める仲間と一緒に働けることが、私たちの願いです。



――横川さんはどのようなときにグスクのチームの一員であると感じますか?
横川 チームの一体感を最も感じるのは部屋作りをしているときです。他のメンバーと密に関わり合いながら一つの空間を創り上げていく過程は、本当にやりがいを感じます。また、自分が関わった部屋の売上が立ったときや、年間の売上目標を達成できたときは、新規物件のオープンに関われた喜びを強く感じます。

ただ、営業活動は基本的に一人での行動が多いので、時には寂しさを感じることもあります。早く一緒に営業活動ができる仲間が増えたら嬉しいなと思います。



――最後にこの記事を読んでいる未来のグスクのメンバーにメッセージをお願いします!
横川 私自身もグスクに入社したことでとても成長することができました。また今回妊娠したことで大城さんを始めみんなにサポートをしてもらいました。グスクには相手を思いやり、それぞれの考えに寄り添えるメンバーがたくさんいます。

グスクの特徴的な社風の一つは、海外から来たスタッフがリーダーとして組織を牽引していることです。様々な国籍のメンバーが活躍する環境は、とても刺激的で魅力的です。これは今後入社される方々にとっても、大きな目標になるのではないでしょうか。

まだ発展途上の会社なので、戸惑うことも多いかもしれません。でも、その戸惑いを一緒に楽しみに変えていけたらと思います。入社いただいた方には、チーム全員でしっかりとサポートをさせていただきます。楽しいことも大変なことも一緒に乗り越えながら、グスクをより大きく、より良い会社に育てていければ嬉しいです!



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